ビジタープライバシーAPI(旧ビジタールックアップAPI)について
ビジタープライバシーAPIは、一般データ保護規則(GDPR)の遵守を支援するために、Customer Data Hubからビジタープロファイルレコードを照会するために使用されます。これは、データ主体のアクセス要求に対応する要件を満たすためのものです。
この記事では、Tealium v3 APIの使用について説明します。以前のVisitor Privacy v2 APIもまだ利用可能ですが、最終的には廃止される予定です。
仕組み
このAPIを使用すると、特定の訪問に関する既知のデータを取得したり、訪問のレコードを削除したり、削除リクエストのステータスを確認したりすることができます。訪問の検索は、あなたのアカウントからのVisitor ID属性に基づいています。
制限と想定される使用方法
ビジタープライバシーAPIは、GDPRやCCPAのような規制要件を満たすことを目的としており、高ボリュームの使用には設計されていません。このAPIに対しては、一度に最大1つの接続を開いていることを推奨します。APIコールが1日に1000回を超えると予想される場合は、アカウントマネージャーに連絡してください。
レート制限
ビジタープライバシーAPIのデフォルトのレート制限は、1秒あたり50リクエストです。
認証
ベアラートークンは、すべてのAPIコールを認証するために使用され、APIキーではありません。APIキーは認証コールでのみ使用されます。ベアラートークンに加えて、認証応答には、後続のサーバーサイドAPIコールで使用する必要がある地域固有のホスト名が含まれています。
APIキーからベアラートークンを生成する方法については、Authenticationを参照してください。
最終更新日 :: 2024年June月27日