ハッシュ変更イベント
ハッシュイベントは、ページのURLのハッシュ記号 (#
) 以降のアンカーが変更されたときにトラッキングデータを送信します。
必要条件
- utag v4.38以降。
utag.js
テンプレートの更新についての詳細は、ナレッジベースの記事 utag.jsの最新バージョンへの更新のベストプラクティス を参照してください。
動作方法
ハッシュ変更イベントは、ページのURLのハッシュ記号 (#
) 以降のアンカー部分が変更されたときにトラッキングします。例えば、URL https://www.example.com/page#part2
において、URLのアンカー部分は #part2
です。ページのハッシュのアンカー部分が変更されると、トラッキング呼び出しがトリガーされます。
ハッシュ変更イベントリスナーは主にシングルページアプリケーション(SPA)で使用するためのものです。
イベントリスナーの追加方法についての詳細は、イベントの管理を参照してください。
イベントトリガー
イベントトリガーは、イベントリスナーがトラッキングする特定のアクションです。
ハッシュ変更イベントは以下のイベントトリガーをトラッキングできます:
- ハッシュ変更 – ページのURLのハッシュ記号 (
#
) 以降のアンカー部分が変更されたときにトリガーします。
以下の閾値をトリガーに構成できます:
- 遅延 - トラッキング呼び出しを遅延させる時間(ミリ秒)。
トリガー頻度
トリガー頻度は、イベントトリガーがトラッキング呼び出しを引き起こす回数を決定します。SPAはDOMのロードが1回しかないため、ハッシュ変更イベントのトリガー頻度は常に構成することをお勧めします。これにより、イベントリスナーはすべてのハッシュ変更をトラッキングします。
詳細については、イベントトリガーを参照してください。
イベントトリガー変数
イベントトリガー変数は、イベントリスナーがトラッキング呼び出しと共に送信する値です。ハッシュ変更イベントには以下のデフォルトのイベントトリガー変数があります:
ハッシュ変更
識別子 | 説明 |
---|---|
tealium_event="hash_change" |
ページのURLのアンカー部分が変更されました。 |
iq_event_id |
イベントを送信したイベントリスナーのUID。 |
例
{
"tealium_event" : "hash_change",
"iq_event_id" : "hash_change_events_3"
}
最終更新日 :: 2024年November月13日