Yahoo ID Cookie Syncタグ
この記事では、YahooユーザーID Cookie Syncタグの構成方法について説明します。
このタグをutag
バージョン4.50以降で使用する場合、utag.js
のalways_set_v_id
構成をtrue
に構成する必要があります。この構成により、訪問IDがCookie同期に利用可能になります。詳細については、utag 4.50リリースノートおよびutag 4.50+へのアップグレード時のtealium_visitor_idに関する考慮事項を参照してください。
Yahoo Cookie Syncタグを使用すると、データパートナーがCookie同期を開始し、各パートナーに対して一意の暗号化されたYahoo Cookie ID(AXID)を受け取ることができます。この暗号化されたIDは、Yahoo DataX Connectorを介してCookieデータを投稿するために使用できます。このタグは、AXIDをサーバーサイドに送信して取り込みます。
タグのヒント
- このタグは、セッションごとに一度だけトリガーされます。
- このタグは、
visitor_id
をYahooに送信し、visitor_id
に一致するyahoo_id
のレスポンスをサーバーサイドに送信します。
タグの構成
タグマーケットプレイスに移動して新しいタグを追加します。詳細については、タグについてを参照してください。
タグを追加する際には、以下の構成を行います:
- Pixel ID: Pixel IDを示す数値ID。
- Partner ID: 提供されるデータのYahoo識別子。
- GDPR: ユーザーがGDPR規制地域からのものかどうかを示します。
- GDPR Consent: GDPRユーザー同意文字列。GDPRパラメータが
True
に構成されている場合に必要です。 - Tealium Account: デフォルトでは現在のTealiumアカウント。
- Tealium Profile: デフォルトでは現在のTealiumプロファイル。
- Tealium Event: デフォルトでは
yahoo_cookie_sync
。
ロードルール
すべてのページでタグをロードするか、タグがロードされる条件を構成します。詳細については、ロードルールについてを参照してください。
データマッピング
マッピングは、データレイヤー変数からベンダータグの対応する宛先変数にデータを送信するプロセスです。詳細については、データマッピングについてを参照してください。
利用可能なカテゴリは以下の通りです:
標準
変数 | 説明 |
---|---|
Visitor ID visitor_id |
文字列 |
Pixel ID pixel_id |
文字列 |
Partner ID partner_id |
文字列 |
GDPR gdpr |
ブール値 |
GDPR Consent gdpr_consent |
文字列 |
Tealium Account tealium_account |
文字列 |
Tealium Profile tealium_profile |
文字列 |
Tealium Event tealium_event |
文字列 |
最終更新日 :: 2024年December月18日