数値の配列
この記事では、文字列の配列、数値の配列、ブール値の配列というデータ型の使用方法について説明します。
数値の配列属性は、訪問数、ページビュー数、購入イベントなどのメトリクスを参照するための数値リストを保存します。
数値は小数または整数として保存されます。あなたのニーズに合ったタイプを選択してください:
-
小数(デフォルト)
- 小数値は0以上の小数桁を持つことができます。
- 例:
12
、12.0
、12.345
- 金額を表す属性に推奨。
-
整数
- 整数値のみが保存されます。
- 例:
12
、-4
、3214
- 数量、カウンター、スコアを表す数値属性に有用。
数値の配列は次のスコープで利用可能です:イベント、訪問、訪問。
数値の文字列表現(0
、123
、12.95
)はその数値に変換されます。その他の非数値は無視されます。
エンリッチメント
数値の追加
このエンリッチメントは、数値を配列に追加します。追加される属性は数値、iQ変数、またはオムニチャネル属性のみ可能です。例えば、最後の購入価格をpurchase_total_history
値配列に追加することができます。
属性名:purchase_total_history
- 初期値:
[12.95]
- エンリッチメント:
5.99
- 結果値:
[12.95, 5.99]
数値の配列の追加
このエンリッチメントは、別の配列からすべての値を配列に追加します。追加される属性タイプは数値の配列またはiQ変数のみ可能です。例えば、購入した商品の価格の配列をすべての購入商品の価格の配列に追加することができます。
属性名:purchased_products_history
- 初期値:
[24.99, 12.95]
- エンリッチメント:
[5.99, 10.00]
- 結果値:
[24.99, 12.95, 5.99, 10.00]
リセット
このエンリッチメントは、配列からすべての値を削除します。例えば、最後の購入アイテムを最後の購入アイテムの配列から削除することができます。
属性名:purchase_total_history
- 初期値:
[12.95, 5.99]
- 結果値:
[]
2つの配列の差分を数値の配列に構成
このエンリッチメントは、2つの配列を入力として受け取り、一方に存在し他方に存在しない値を探し、それらを配列に挿入します。この例では、Gift Card Amounts
からGift Cards Purchased
にも存在しない値が結果の配列に追加されます。
属性名:gift_card_not_purchased
- 初期値:
[]
- エンリッチメント: 差分:
Gift Card Amounts
[5.00, 10.00, 25.00, 50.00, 100.00, 250.00]
とGift Cards Purchased
[25.00, 50.00]
- 結果値:
[5.00, 10.00, 100.00, 250.00]
最終更新日 :: 2024年November月13日