関数について
関数は、Tealiumの機能を拡張するために使用できる小さなJavaScriptコードブロックです。この記事では、関数の種類と関数の主な利点についての情報を提供します。
関数の種類
Tealiumは現在、以下の種類の関数をサポートしています:
- データ変換関数: Tealium Collectにイベントが受信された後、および関数のトリガー条件が満たされたときにトリガーされる関数です。 詳細については、データ変換関数についてを参照してください。
- イベント関数: イベントが処理された後にトリガーされる関数です。詳細については、イベントおよび訪問関数についてを参照してください。 処理されたイベントによってトリガーされる関数を使用するには、Tealium EventStream API Hubが有効になっている必要があります。詳細については、EventStreamの紹介を参照してください。
- 訪問関数: 訪問が処理された後にトリガーされる関数です。詳細については、イベントおよび訪問関数についてを参照してください。処理された訪問によってトリガーされる関数を使用するには、Tealium AudienceStream CDPが有効になっている必要があります。詳細については、AudienceStreamの紹介を参照してください。
主な利点
関数は、Customer Data Hubの機能を拡張するために必要に応じて使用できるサーバーレス環境を提供します。
サーバーレス環境
サーバーレス関数環境では、関数はTealiumプラットフォーム上でホストされます。Tealiumがサーバーとプラットフォームソフトウェアを管理し、あなたは独自のデータニーズに合わせた関数の実装に集中できます。関数が呼び出されるたびに、メモリなどのリソースが自動的に割り当てられます。詳細については、実行環境とレート制限を参照してください。
Customer Data Hubの拡張
データ変換関数を使用して、受信イベントデータを変更することができます。たとえば、データ変換関数は、ネストされたオブジェクトをフラット化したり、機密データを削除したり、イベントオブジェクトに変数を構成したりすることができます。
イベント関数と訪問関数を使用して、他のシステムからデータを取得したり、Tealiumデータを増強したり、他のエンドポイントにデータを送信したりすることができます。関数が訪問またはイベントデータを変更した場合、変更は関数にローカルであり、Tealiumデータには影響しません。関数は変更されたデータをTealium Collectに送信することができ、そこで再度処理され、変更がTealiumデータに反映されます。
イベントまたは訪問データをTealium Collectエンドポイントに送信することにはコストがかかります。データが送信されるたびにイベント数が増加するためです。詳細については、請求見積もりを参照してください。
最終更新日 :: 2025年October月31日